15日の日経平均株価は、米国の利上げも経済指標が振るわなかったことから円高に流れ、株式紫綬も売りが先行、前日比51円70銭安の1万9831円82銭と4日続落して取引を終了した。東証1部の出来高は18億8192万株で、売買代金は2兆4775億円。騰落銘柄数は値上がり817銘柄、値下がり1063銘柄、変わらず139銘柄だった。市場はFOMC(米連邦公開市場委員会)後の株式市場の反応がまちまちで方向感が出なかったことから、今晩の米国株式の動きを見たいとして様子見となったようだと言う。
15日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=109円台の動きとなっている。FRBはFOMCでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.0-1.25%に引き上げ年内にバランスシートの縮小に着手する方針を決定。ドル・円は発表直後に109円を割り込んだが、その後は109円86銭まで切り返した。ただ、FRBは今後も利上げを見込む政策シナリオを堅持したものの前日の米5月消費者物価指数(CPI)や米5月小売売上高が弱めの結果だったことで先行き不透明感も浮上。利上げペースの鈍化懸念もあり、東京時間のドル・円は109円台で方向感のない展開に終始している。
個別も今日はさすがに壊滅状態で、IHIが2%台、トヨタ、三菱重工、三菱UFJ、コマツ、パナソニックが1%台、ホンダだけが1%未満と小幅な下落となった。米金利が上がったのでドル高になるかと思ったが、それだけではなかなかそうもいかないものだなあ。
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