14日の日経平均株価は、昨日の米株高で買いが先行して2万円台を付けたが、後半は利益確定に押されて値を消して前日比15円23銭安の1万9883円52銭と小幅ながら3日続落。東証1部の出来高は17億127万株、売買代金は2兆2075億円。騰落銘柄数は値上がり774銘柄、値下がり1082銘柄、変わらず162銘柄。市場はFOMCの結果待ちだが、15-16日開催の日銀金融政策決定会合とともにイベントが無事通過となれば再び堅調相場を取り戻そう。米国株は過熱感があるが、崩れるとは思えず、日本株は出遅れていると言う。
14日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=110円00銭を挟んだ動きとなっている。前日から始まったFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果を見極めたいとの思惑で朝方から動きのない展開となった。その後も盛り上がりの欠けた展開に終始。午後も方向感のない流れが続いている。なお、午前11時発表の中国経済指標は5月小売売上高が前年比10.7%増(市場予想は10.7%増)、5月鉱工業生産は同6.5%増(6.4%増)、中国5月固定資産投資が同8.6%増(8.8%増)。ドル・円に目立った反応は出ていないそうだ。
今日の個別は凹んだ銘柄が多かった。IHIとコマツが1%台、トヨタ、三菱UFJ、パナソニックが1%未満の小幅で下落した。全般に後半で売られて凹んだようだ。それでもパナソニックは年初来の高値を付けている。上げたのはホンダと三菱重工でいずれも1%だ未満の小幅だが、1つでも2つでも上げてくれる銘柄があるとホッとする。まあ株価は1万9千円台の後半を行ったり来たりと言うところだろうか。
日本ブログ村へ(↓)