13日の日経平均株価は、米株安やドル安で売りが先行、その後、円高一服や先物への買いで値を戻したが、上値は重く、前日比9円83銭安の1万9898円75銭と小幅続落。東証1部の出来高は16億1438万株、売買代金は2兆1192億円。騰落銘柄数は値上がり1106銘柄、値下がり748銘柄、変わらず164銘柄。市場は底堅い動きだ。ハイテク系は売られているが、内需系が買われ、資金循環が利いており、センチメントは悪くない。ただ、FOMCを控えており、明日も全般はもみ合いを予想しているようだ。


13日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=110円00銭を挟んだ小動きが続く。前日の米国時間は方向感のないながれとなり、朝方は109円80-90銭台を中心に推移。ただ、その後は13-14日の日程で行われるFOMCをにらみ様子見に終始。利上げは確実視されているが、FOMCメンバーによる金利見通しやイエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の記者会見を見極めたいとの思惑が強く出た。


今日の個別はIHIが大きく下げている。この銘柄は上げ下げが激しい。その他、トヨタ、ホンダ、コマツが1%未満と小さく下げた。一方、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックは1%未満ながらそれなりにしっかりと値を上げている。いいことだ。ただこのところ材料がないので株価はその日その日で材料を見つけて上下するだろう。


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