イタリア・ボローニャで11日に開幕した先進7カ国(G7)環境相会合は12日閉幕する。地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」をめぐり、米国は離脱方針を崩さず、他の6カ国との溝は埋まらなかった。各国は温暖化対策での国際協調を図る成果文書の取りまとめのため、調整を続けるが、踏み込んだ内容を盛り込むのは難しい状況だ。

 
今回の環境相会合はトランプ米大統領がパリ協定離脱を表明して以降、担当閣僚が初めて集まる場。米国からは離脱派とされるプルイット米環境保護局(EPA)長官が出席した。

 
議長役のガレッティ伊環境相らによると、プルイット氏は協定からの離脱方針は変わらないと説明する一方、協定の枠外で温暖化対策に自発的に取り組む考えを強調。一方、6カ国の環境相らは「失望」を伝えた上、残る国で協定の履行を進める考えを表明した。プルイット氏は11日の討議後に帰国した。

 
ガレッティ氏は「パリ協定をめぐり、米国との立場は大きく離れている」と述べる一方、対話を続ける必要性を強調した。日本の山本公一環境相も11日、開幕に先立ちプルイット氏と個別に会談し、協定離脱の再考を呼びかけた。


トランプ大統領は「温暖化はでっち上げ」とか言ってパリ協定から離脱を表明したが、温暖化は着実に進行していると思う。最近、アロエの大きな株があちこちに茂って生育している。空き家になっているうちの実家でもアロエとクジャクと言うサボテン類が大きな株になって茂っていた。アロエは根元から切って捨ててしまったが、本来あの手のサボテン類は外に置いておくと冬が越せずに霜にやられて腐って枯れてしまったものだ。ゲリラ豪雨と言うのも熱帯のスコールによく似ている。これは年のヒートアイランド現象なども関係しているのだろうが、こうした雨の降り方はこれまではなかった。また昨年日本の近海で台風が連続発生して北海道などに大きな被害をもたらしたが、以前は台風と言うのはマリアナ諸島周辺海域で発生してそこからえっちらおっちら日本まで流されてくるのが定番だった。また以前は御殿場など富士山の周辺にはスキー場がたくさんあって山中湖や河口湖は自然凍結してスケート場が開設されていた。気候は間違いなく暖かくなっている。それが二酸化炭素の排出とどの程度関係しているのか分からないが、疑いが高いなら対策をすべきだろう。温暖化で大きな被害を受けるのは人間で地球ではない。温暖化で人間が多きは被害を受けて活動が低下し、あるいは絶滅してしまえば地球は本来あるべき環境を取り戻すと言う。


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