6日の日経平均株価は、円高や米株安などで売りが先行して、日銀のETF 買い期待も相場を支え切れず、前日比190円92銭安の1万9979円90銭と大幅続落。2万円大台割れは3日ぶり。東証1部の出来高は17億482万株、売買代金は2兆4671億円。騰落銘柄数は値上がり292銘柄、値下がり1635銘柄、変わらず90銘柄。市場は後場は日銀のETF買いが入ったとみられるが、円上昇が響き相場は弱い。(英総選挙など)海外イベントを控える8日に向けて様子見になりやすく、明日はSQ(特別清算指数)週の水曜日で荒れやすいというアノマリー(理論的に説明のつかない動き)もあり、一時的にしろ振らされる可能性もあると警戒する。


6日の東京外国為替市場でドル・円は株安などを受け4月25日以来となる1ドル=110円を割れとなった。朝方は110円前半で推移。その後は日経平均株価が売り先行となったことや米金利の低下を受けドル安・円高が進行した。米長期金利の低下傾向が続いたことに加え、午前10時30分発表の豪1-3月期経常収支が31億豪ドルの赤字と市場予想を大きく下回り豪ドル・円が下落したこともドル・円に影響した。午後には日経平均が一段安となり一時109円57銭を付けている。なお、RBA(豪準備銀行)は理事会で政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り1.50%に据え置いたそうだ。


個別は全敗、三菱重工、IHI、コマツが1%台、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックは1%未満と小幅だった。パナソニックは値を落としてはいるが、年初来高値を付けたようだ。2万円越えなどと浮かれていたが、特に理由がない値上がりだったので結局このざまだ。最も短い期間ならまた2万円台もあるかもしれない。


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