5日の日経平均株価は、円高などの影響で利益確定に押され、後半は下げ渋ったが、最後に利益確定に押し戻されて、前週末比6円46銭安の2万170円82銭と小幅ながら3営業日ぶりに反落。東証1部の出来高は16億4811万株、売買代金は2兆3784億円。騰落銘柄数は値上がり829銘柄、値下がり1070銘柄、変わらず118銘柄。市場は円高は警戒されるが、1ドル=110円なら売り込む水準ではない。一部では機関投資家の買いが指摘されるが、週末のメジャーSQ(特別清算指数)算出に絡んだ先物売買の影響が出ているようで実体はつかみづらいと言う。


5日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い動きとなっている。前週末の米5月雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回りドル安・円高が進行。週明け早朝には一時1ドル=110円20銭まで下落した。ただ、ドルの押し目買いが入ったことや今日は5・10日で仲値公示にかけ国内輸入企業のドル買いが流入したことで徐々に反転。日経平均株価がプラス転換したこともあり、午後には一時110円72銭まで戻している。サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトの4カ国が安全保障上の理由でカタールと断交すると報じられたがドル・円に目立った動きは出ていないそうだ。


今日は小幅な反落と言うが、個別はどれも結構大きく下げている。トヨタ、ホンダが2%台、三菱重工、IHI、三菱UFJ、コマツが1%台、パナソニックだけが1%未満の小幅だった。このところ2万円台を付けるなど相場は過熱していたので売り時を探していたんだろう。


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