2日の日経平均株価は、米雇用統計の改善を背景とした米株高、ドル高で買い優勢となり、先物も断続的に買われて一段高で、前日比317円25銭高の2万177円28銭と大幅続伸。2万円大台回復は15年12月1日(2万12円40銭)以来1年半ぶりで、同年8月19日(2万222円63銭)以来の高値水準となる。東証1部の出来高は23億1512万株、売買代金は3兆2232億円。騰落銘柄数は値上がり1509銘柄、値下がり420銘柄、変わらず88銘柄。市場は前場の日経平均2万円超えでは先物買いにインデックス買いがけん引したが、その後は現物にしっかりと買いが入っている状態だ。大台突破で強弱感が出やすいとは思うが、15年高値の2万900円台まではフシは見当たらず、当面の上値メドとして意識されると期待のようだ。
2日の東京外国為替市場でドル・円は底堅い動きが続いている。朝方は1ドル=111円30-40銭近辺で推移。ただ、日経平均株価が買い先行で始まるとツレ高し111円60銭台までドル高・円安が進んだ。その後は今夜の米5月雇用統計や来週の英総選挙、コミー前連邦捜査局(FBI)長官の証言を控え小動きに終始。日経平均は大幅高となり1年半ぶりに2万円台を回復したが、ドル・円の反応は限定的となっているそうだ。
今日の個別は日経平均が大幅高となったことで三菱UFJの4%台を筆頭にホンダ、三菱重工、IHI、コマツが2%台、トヨタとパナソニックが1%台だった。米株が上げたのにつられたようだが、この先はどうだろう。米国のパリ協定離脱など不確定要素もある。気候変動は本気で何とかしないとまずいと思うが、・・(-。-)y-゜゜゜。
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