民進党の蓮舫代表は31日の党会合で、学校法人「加計学園」(岡山市)問題をめぐり、安倍晋三首相が知人の学園理事長との関係を追及されていることを念頭に「(国会の)委員会で同じ空気を吸うのがつらい」などとあてこすった。会合は、地方議会の女性議員増加などがテーマだったが、司会の辻元清美元国土交通副大臣が「アベトモファースト」と述べるなど、さながら首相への悪口大会と化した。

 
蓮舫氏は、会場の女性の参加者を見渡し「これだけ女性がいるとなんて気持ちがいいんでしょうか。それに比べて国会はなんと息苦しいのか」などと言及。「いよいよ安倍さんの独裁が明らかになってきた」とも述べ、一連の問題に関する首相の姿勢を批判した。

 
辻元氏は「もう、国会うんざりですわ。安倍晋三の顔を見るだけでいやになるというか…」と吐露。「考えられないような政治の私物化。今、アベトモファースト。安倍さんの友達がファーストになっているんではないでしょうか。『アベトモ政治』に終止符を打ちたいと思っている」などと語った。


加計学園問題も森友に引き続きもやもやと晴れない疑惑は付きまとうもののこれと言った決めてもなく攻め手を欠く民進党は罵り戦術となったか。こんなことをしても意味もないことになるが、せめても安倍一強に一太刀でもダメージをと言うことだろうか。で、忖度があったか、なかったかって、・・?そんなものあったに決まっているだろう。日本は忖度社会なんだから常に上司の意を汲んでその意図する方向に動くだろう。客観的に善悪が明らかな場合を除いて会社の社長の意見に反して、「それは違います。それは公平性を欠きます」とはなかなか言えないだろう。一般の社会でもそうだから日本の最高権力者の意に反するなどと言うことはあり得ないだろう。忖度が良いか悪いかと言ったらそれはケースバイケースだろう。別に犯罪ではないし、行政の公平性を欠くと言っても獣医学部が半世紀も新設されていなかったことは知らなかったが、そうした行政の判断に問題はなかったのか、その辺りの検証も必要だろう。獣医学部がない地域に新設すると言うのは妥当だろうし、加計学園以外に候補があったのか、なかったのか、その辺も確認が必要だろう。いずれにしても忖度などは内心の問題でありそれを客観的に証明するのは極めて難しい。共謀罪で内心を処罰されるなどと大騒ぎをしているが、内心を犯罪として立証することの難しさが民進党の方たちにも少しはお分かりになったんじゃないだろうか。政府はこれには逃げの一手で、国会会期延長も共謀罪の成立に必要最小限にして逃げ切るつもりだろう。今後、さらに具体的な、あるいは違法性を証明する証拠が出ない限り、これはどうにもならんだろう。ところで例のあの文書、本物と言うが、「総理のご意向」とか「官邸の最高レベルからの云々」とか言う後で言質を取られるような文言はお役人は絶対に書かないと思うが、・・。文書では「官邸側は学部新設に積極的」などの表現にして口頭で「総理の強い要望のようです」などと言うのが普通と思うが、・・。どうでしょうねえ、・・(-。-)y-゜゜゜。


日本ブログ村へ(↓)