30日の日経平均株価は、米国市場休場や円高で売られたが、後半は買い戻しが入るもやや押されて前日比4円72銭安の1万9677円85銭と小幅ながら3日続落。
 東証1部の出来高は13億2603万株、売買代金は1兆8768億円。騰落銘柄数は値上がり1092銘柄、値下がり751銘柄、変わらず173銘柄。市場は前場は先物主導で売られたが、後場は日銀のETF買い期待で買い戻しを誘った。大きくレンジを動かす状況ではないが、チャート的には25日移動平均線で下げ止まり、サポートラインとなっており、良い形だと言う。


30日の東京外国為替市場でドル・円は軟調地合いとなっている。ギリシャの債務不履行懸念やイタリア総選挙の早期実施観測、ドラギECB(欧州中央銀行)総裁の金融的な刺激策がまだ必要との発言からユーロ安が進行。また、メイ英首相はEU(欧州連合)からの離脱に関し、合意なしに離脱する用意があると発言したことで英ポンドも下落した。ドル・円は、朝方1ドル=111円第前半で推移したが、こうした欧州情勢を受けリスク回避の動きが広がり下落。1ドル=111円を割り込み110円77銭まで下落した。午後は日経平均株価の下げ渋りからやや戻しているそうだ。


個別は上げも下げも小幅に終始したようだ。上げはパナソニックが1%台、コマツが1%付近、コマツは今が買い時でお買い得株だそうだ。トヨタ、ホンダ、IHIは1%未満の小幅な上げだった。一方下げは三菱重工と三菱UFJのグループ企業だが、これも極めて小幅な下げだった。まあ、様子見で利幅を見て売り買いと言うところか。


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