29日の日経平均株価は、これと言った材料のない中、もみ合いに終始し、最後はやや押し切られて、前週末比4円27銭安の1万9682円57銭と小幅続落。東証1部の出来高は12億7453万株と今年最低水準となり、売買代金は1兆7928億円。騰落銘柄数は値上がり933銘柄、値下がり942銘柄、変わらず138銘柄。 市場は外国人投資家の売買が細り、経済指標の発表も控えており、様子見の状態だ。ただ、北朝鮮リスクや『ロシアゲート』問題などの不安材料に対してはあまり気にしていないようだ。足元の景況感が良く、そのあたりを踏まえてのことだろうと言う。


29日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円台で小動きとなっている。午前5時40分ごろ、北朝鮮から発射されたミサイル1発が日本の排他的経済水域内(EEZ)に着水。ただ、ドル・円の反応は限定的で111円10-30銭近辺のもみ合いとなった。その後、午前10時の仲値公示に向けややドル高・円安が進行。111円46銭を付けた。ただ、今日は米国(メモリアルデー)、英国(スプリング・バンク・ホリデー)、中国(龍船節)が祝日。薄商いで全般的に方向感に欠ける展開が続くそうだ。


個別は小幅下落の割にはトヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJが1%未満ながら値を上げた。IHIは動きなし。コマツとパナソニックは小幅に下げている。コマツがどうもよろしくないようだ。


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