これまではコペンをべた褒めだったが、少し欠点でも書いてみようと思う。まずバイザーが付けられないので雨の日にドアを開けると屋根の水がどっと室内に落ちてくること。これって屋根を成型する時に両脇に雨水を排水する溝でも作ってくれるといいんだけど、・・。同様にトランクリッドにたまった雨水がリアウインドウ下の排水溝からはみ出してトランクの中に流れ込むこと、この辺もデザインの問題で何とかなりそうに思うが、・・。デザインの問題で何とかならないのかも、・・(-。-)y-゜゜゜。


それから斜め後方の視界が悪いが、これはそういう車だから仕方がないか。高速の合流や車線変更時は早目にウィンカーを出してサイドミラーでよく確認するなどちょっと気を遣う。CCDカメラなどを装備すればいいのかもしれないが、コストの問題もあるし、デザイン優先だからやむを得ないか。そう言えばサイファもデザイン優先で後方の視界が悪かった。


あとはMTのシフトストロークが少し長いように思う。もう少し短い方が気持ちがいいかも、・・。インパネのデザインが赤が多くてガキっぽく落ち着きがない。


世間ではナビの装備位置がよろしくない、フットレストがない、センターコンソールのエアコンの吹き出し口が1か所しかない、室内が狭い、荷物を置く場所がない、パワーがない、乗り降りがし難い、足が硬くて乗り心地が悪い、などなど言うけど小さい車だからやむを得ないだろう。


ナビはちょっと出張っているけど不都合と言うことはない。最近の戦闘機のようにグラスコクピット化すると言う手もあるが、価格に跳ね返ってくるだろうし、・・。フットレストはまあなくて困ると言うこともない。ペダル類の操作性も悪くはない。エアコンの吹き出し口も左右もあるので中央1か所あれば十分と思う。


室内は最初はちょっと驚くが慣れれば乗車定員分の快適スペースは確保されている。荷物は屋根を開けなければ結構な量積める。屋根を開けてもデイパック2個分くらいは入る。あとは足元やドアポケット、センターポケットなどに入れるしかないが、もう屋根を開けていると日差しで暑くて仕方がない。オープンが気持ちいい時期って本当に短いようだな。


パワーはなくはない。120キロ超でも加速する。公称64馬力だが、実際には80馬力くらい出ているといううわさもあり、「うーん、確かに、・・(-。-)y-゜゜゜」と思うところもある。ただ、2千回転くらいからタービン過給が始まるようだが、そこまでの低回転ではトルクが弱い。


乗り降りはそういう車と自分で工夫するほかないだろう。それが嫌なら軽ハイトワゴンでも買えばいい。足が硬くて乗り心地が悪いなどはもう言いがかりとしか言えない。そういう車なんだから嫌なら他を選ぶべきだろう。燃費が悪いと言う人もいるけど高速で20キロほど、下道でも15、6キロ、平均で17キロ強は走るのでさほど悪いとは思わない。


室内の作りが安っぽいとか、自動ブレーキがないとか言う向きもあるが、この辺はコストの問題なんだろうと思う。軽で電動の屋根をつけて200万と言う車両価格は販売を考えたら限界に近いんじゃないだろうか。これ以上価格が上がったらほかの車に流れるだろう。半年乗ってこれといった欠点もなければ不満もない。よくできた車だと思う。


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