菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、前日の前川喜平・前文部科学事務次官の会見について「(一連の文書は)出所不明で、信憑(しんぴょう)性も欠けている。その点は昨日の(前川氏の)会見があっても変わらない」と強調。「行政がゆがめられた」との前川氏の発言について、「指摘は全くあたらない」とした。
同氏の出会い系バーへの出入りについては、同氏の会見後に杉田和博官房副長官から「本人に確認したところ事実だったので、厳しく注意した」との報告を受けたという。前川氏の「女性の貧困問題の調査」との説明には、「強い違和感を覚えた。常識的に言って、教育行政の最高の責任者がそうした店に出入りし、小遣いを渡すことは到底考えられない」と批判した。
高市早苗総務相は26日午前の閣議後会見で「行政がゆがめられる恐れがあるなら、前川氏は(文科省)トップとして他省と話し合いをされるべきだった。(前川氏の)発言は理解できないし、(行政がゆがめられることは)ないと考えている」と述べた。
森友問題は何だかバカらしかったけど今回のは見苦しい。一般の会社でもそうだろうけど組織のトップが言うことにはなかなか、「それは違います」とは言いにくいだろう。国家戦略特区で官邸主導でやっていればあれこれ言わなくても総理大臣の意思が働いているというのは分かるだろう。その辺は阿吽の呼吸と言うことになる。例の文書も正式な文書ではなくレク資料などでメモ的に作ることはあるだろう。ただこのご時世、「総理の意向」だの「官邸の最高レベルが言っている」なんてことは文書には残さずに口頭で伝えるのが通例なんだろうけど、その辺がちょっと怪しいかな。在職中と首を切られてことへの意趣返しと言うところか。しかし、日本を動かしている最高レベルがこんな程度で良いのかねえ。あ、事務次官が出会い系なんか行くのは止めろよなあ。たとえどんな理由があっても、・・(-。-)y-゜゜゜。実態調査ならほかの方法があるだろう。
日本ブログ村へ(↓)