24日の日経平均株価は、円安を足掛かりに買いが先行して前日比129円70銭高の1万9742円98銭と反発。東証1部の出来高は17億2823万株、売買代金は2兆2226億円。騰落銘柄数は値上がり1427銘柄、値下がり466銘柄、変わらず123銘柄。市場は日足は下値を切り上げて5日線を超え、超目先的には上値を抜く感じだ。ただ、商いは盛り上がらず、買い上がる材料が出てこないと戻り売りに抑えられるだろうと言う。もっともな見方ではある。


24日の東京外国為替市場のドル円相場は日中はFOMCの議事要旨発表を控えて様子見ムードが強かったが、終盤に海外勢の買いがやや強まり、一時1ドル=112円台に乗せた。午後5時現在、111円94~94銭と前日比74銭のドル高・円安だった。東京市場の始まりは米長期金利の上昇やハーカー米フィラデルフィア連銀総裁の追加利上げに積極的な発言を受けて買いが強まり、111円80銭前後で取引された。一時買いが強まった後、米格付け会社ムーディーズが中国の長期国債格付けを引き下げたため伸び悩んだ。午後は明日未明のFOMC議事要旨の発表を控えて様子見ムードとなった。終盤欧州など海外勢の買いが入り、112円台に乗せる場面があった。FOMC議事要旨をめぐっては既に6月の利上げは織り込まれ、その後の追加利上げに関心が移っているそうで利上げペースが速まることへの期待感が強まれば112円台で定着する動きも考えられるそうだ。


今日の個別はそこそこ元気良く上げたが、三菱重工は小幅な下落、上げた方もトヨタとコマツは極めて小さな上げだった。一方でホンダは2%台と大きく値を上げている。珍しい。その他、三菱UFJ、IHI、パナソニックが1%台だった。市場も言うようにこれという材料がないと相場も売りに沈むだろう。


日本ブログ村へ(↓)