米NBCテレビは19日、複数の米国防当局者の話として、北朝鮮が14日に発射した新型ミサイル「火星(ファソン)12」に関して、弾頭が宇宙空間から大気圏に再突入する際に燃え尽きなかったと報じた。再突入が成功したとの見方を示したもので、北朝鮮が目指す米本土に届く大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実戦配備に近づいたことを意味する。
マティス米国防長官は19日の記者会見で、事実関係の確認を避けつつも「極めて高い高度まで上がってから落下しており、北朝鮮は多くを学んだようだ」と語った。
弾道ミサイルには、大気圏再突入の際、高熱や衝撃から核弾頭を保護する技術が必要となる。北朝鮮は昨年3月、大気圏再突入の実験に成功したと発表したが、韓国や米国は認めていなかった。米側は、北朝鮮によるICBM技術の進歩にさらに警戒を強めることになりそうだ。
一方、マティス氏は会見で、北朝鮮の核・ミサイル問題を解決する手段としての軍事行動について「信じられない規模での悲劇が起きる」と指摘した。米軍が北朝鮮の関連施設を先制攻撃した場合、反撃によって同盟国の日本や韓国などへの被害が出ることを念頭に発言したものとみられる。
トランプ政権は「すべての選択肢がテーブルの上にある」として、軍事行動も辞さない構えで北朝鮮に圧力をかけてきた。マティス氏の発言は、軍事行動という選択肢に消極的な立場を示したものだ。マティス氏はまた、日韓や中国などとの協力で、外交的な解決を目指す考えを示した。(ワシントン=峯村健司)
まあ北のバカ大将を攻撃すれば米国が勝つのは間違いないが、ベトナム戦争を超える人的被害と世界を巻き込んだ政治的、経済的な混乱が生じるだろう。第2次世界大戦以来の被害になるかもしれない。もちろん日本も無事では済まないだろう。核弾頭を装着した弾道弾が着弾すれば数十万の被害が生じるだろうし、通常弾頭でも何千人と言う死傷者が出るだろう。その後の半島や周辺国の混乱は長く続くだろうし、韓国もどうなるか分からない。北の残党などが蜂起してイラク、シリアのような状況になるかもしれない。敢えてそれを覚悟でやるのか、世界最強の超大国米国も北のバカ大将にはお手上げだろう。やっぱりただのバカじゃなかったようだ。
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