政府は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、ミサイル防衛態勢強化策として、「イージスアショア」と呼ばれる陸上型イージスシステムを導入する方向で最終調整に入った。
複数の政府関係者が明らかにした。防空能力や費用対効果の面で、米最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」よりも適していると判断した。
自民党の検討チームが3月に弾道ミサイル防衛強化を求める提言をまとめたことを受け、防衛省は若宮健嗣副大臣をトップとする検討委員会で新装備導入に向けた議論を加速させており、夏までに結論を出す方針だ。実際の導入は数年後とみられる。
現在のミサイル防衛態勢は、イージス艦に搭載された迎撃ミサイル「SM3」が最高高度約500キロの大気圏外で迎撃し、撃ち漏らした場合は地対空誘導弾「PAC3」が地上十数キロで撃ち落とす二段構えだ。
同じシステムの方が維持管理もしやすくまた使い易いが、トラブルが起こった場合すべてのシステムが使えなくなる恐れがある。日本全土をカバーするのに2基で済むと言うことは有効射程が500キロほどと言うことか。そうすると極めて単純な考え方で仙台と広島辺りに設置すると日本全ををカバーできるということか。固定式と言うのがちょっと引っかかるが、狙ってきたら迎撃すればいいということか。BMDなどというものは大作が厚ければ厚いほど効果が上がるので新システム導入は良いことだろう。
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