10日の日経平均株価は、ドル高を支えに買われ、一時、伸び悩んだが、根強い買いに支えられて前日比57円09銭高の1万9900円09銭と反発。8日に付けた年初来高値1万9895円70銭を2日ぶりに更新した。東証1部の出来高は21億6989万株、売買代金は2兆7790億円。騰落銘柄数は値上がり1044銘柄、値下がり805銘柄、変わらず166銘柄。市場では日経平均2万円を前に強弱観が対立している。海外の長期資金が流入していると見られるが、一方で国内勢の戻り売りが観測される。2万円を超えてくるとリンク債の早期償還に絡み先物売りが出てくると見られ、大台乗せには材料面での後押しが欲しいところだそうだ。


10日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=113円台後半のもみ合いとなっている。前日の米国時間、北朝鮮の駐英大使が6回目の核実験を計画していると発言したことが伝わりドル・円は下落。114円台を割り込んだ。東京時間に入ると5・10日で国内輸入企業のドル買いを支えに午前10時の仲値公示に向け114円に接近する場面は見られたが、全般的には北朝鮮を警戒した動きが継続。午後も113円後半での小動きとなっている。なお、中国4月CPI(消費者物価指数)は前年比1.2%の上昇で市場予想1.1%上昇を上回ったが、ドル・円の反応は限定的だそうだ。


今日はトヨタの減益減収が響いたのか、トヨタは1%近いマイナスとなっている。三菱UFJも1%未満の小幅なマイナスだった。値を伸ばしたのはIHIが4%台、三菱重工が3%台と重工系が株価を伸ばした。このところ冴えなかったコマツも2%近い上げ、ホンダとパナソニックは1%未満の小幅な伸びだった。日経平均2万円と言うけどそんな状況かねえ。1万9千円くらいが軸になりそうに思うが、・・。


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