2日の日経平均株価は、円安や好業績株の物色で買いが優勢、後場は連休に入ることから高値圏でのもみ合いとなり売り買いが交錯、前日比135円18銭高の1万9445円70銭と続伸。3月21日(1万9455円88銭)以来ほぼ1カ半ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は18億6294万株、売買代金は2兆2656億円。騰落銘柄数は値上がり1487銘柄、値下がり436銘柄、変わらず93銘柄。0市場は、現時点で18年3月期業績見通しは概ね順調でゴールデンウイーク明け後は高いと読んで先回り買いに動いているのではないか。あくまでも為替次第だが、連休中に海外要因で波乱がなければ上昇相場の延長が期待されると言う。


2日の東京外国為替市場のドル円相場は、底堅い地合いとなる中で上値を試す動きがみられ、約1カ月ぶりに1ドル=112円台前半に上昇した。午後5時現在112円17~17銭と前日比33銭のドル高・円安だった。東京市場始まりのドル円は、111円70~90銭台で推移。午前は堅調な日経平均株価を眺めて111円80~90銭台へじり高となったが、買い一巡後は手掛かりを欠き、しばらく同水準で小動きとなった。終盤は上値抵抗線だった112円台を突破したことで上昇に弾みがつき、112円20銭近くに上昇。その後は高値圏でもみ合う展開となった。大型連休中の米指標に関し、市場ではこのところ弱い結果が続いているので強い内容になればドル円は一段高となる可能性もある。112円50銭台に乗せられるかに注目したいそうだ。また、市場予想通りならば底固めの展開。米6月利上げへの織り込みが進むとも言う。


今日の個別はホンダとコマツが1%未満の小幅な下げ、コマツはちょっと調子が悪いのか。上げはトヨタが1%台でトップ、珍しいこともあるものだ。三菱重工、IHI、三菱UFJ、パナソニックは1%未満の小幅だった。この連休中、海外ではどんな動きがあるだろうか。それによって8日の株価動向が決まるだろう。


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