韓国軍合同参謀本部などによると、北朝鮮は29日午前5時半ごろ、西部の北倉周辺から弾道ミサイル1発を発射したが、失敗したもようだ。

 
ミサイルは発射数秒後に空中爆発したとみられるという。韓国軍はミサイルの種類や詳しい状況を分析している。

 
日本の防衛省幹部も発射情報について、「失敗した」との見方を示した。米太平洋軍も、北倉飛行場の近郊から弾道ミサイルが発射されたことを把握したと発表。「ミサイルは北朝鮮の領域を出なかった」としているが、ミサイルの種類などには触れていない。米当局者はロイター通信に、発射されたのは準中距離弾道ミサイル「KN17」ではないかと話している。

 
スパイサー米大統領報道官は「米政府は北朝鮮のミサイル実験を把握しており、大統領は報告を受けた」と述べた。

 
米軍は、原子力空母カール・ビンソンを朝鮮半島近海に派遣するなど軍事的圧力を強化。国連安全保障理事会は28日、北朝鮮の非核化について協議する閣僚級会合を開催しており、こうした動きに合わせたミサイル発射で、圧力に屈しない姿勢を示そうとした可能性もある。

 
北朝鮮は16日にも、東部・新浦付近から弾道ミサイル1発の発射を試みたが、失敗した。25日には軍創建85周年の記念日を迎え、過去最大規模の合同演習を実施。これと前後して核実験やミサイル試射などの挑発に出る可能性が高いとみて、日米韓は警戒を強めていた。 


最近かなり高い確率で成功してた打ち上げをこのところ連続して失敗しているが、新型のミサイルでも撃ちあげているのか、それとも遠くまで飛ばすと武力行使の口実を与えるのでわざと発射後に爆破しているのか。米国のサイバー攻撃と言うがそれはあまりありそうもない。スカッドやノドンなどの従来型で失敗するのはあり得ないと思うが、・・。米国のトランプおじさんも北のバカ大将もぎりぎりのところを狙ってしのぎを削っているんだろう。


日本ブログ村へ(↓)