北朝鮮情勢の緊張が続く中、朝鮮半島に向け航行中の米原子力空母「カール・ビンソン」に加え、対地攻撃が可能な原子力潜水艦が韓国に寄港するなど、米軍の抑止力の要となる戦力が緊迫化する海域に投入されている。
横須賀基地(神奈川県)を拠点にする米第7艦隊など海軍は、カール・ビンソンの訓練や原潜の入港画像をホームページ(HP)やインターネット交流サイト(SNS)などで次々と発信。防衛省関係者は「強力な打撃力を持つ戦略兵器を顕示し、存在を発信することで、北朝鮮をけん制する狙いがある」と指摘する。
横須賀基地(神奈川県)を拠点にする米第7艦隊など海軍は、カール・ビンソンの訓練や原潜の入港画像をホームページ(HP)やインターネット交流サイト(SNS)などで次々と発信。防衛省関係者は「強力な打撃力を持つ戦略兵器を顕示し、存在を発信することで、北朝鮮をけん制する狙いがある」と指摘する。
米海軍は写真共有サイトやHP上に、カール・ビンソンが26日、フィリピン海で海上自衛隊のイージス艦「あしがら」、護衛艦「さみだれ」と共同訓練した画像を公開。カール・ビンソンの甲板には戦闘攻撃機や早期警戒機など30機以上の艦載機が並んでいる。
第7艦隊などはツイッターやHPで韓国・釜山に米軍最大級のオハイオ級原子力潜水艦「ミシガン」(全長約170メートル、乗員約160人)が25日に寄港したことを公表。「ミサイル発射と特殊作戦任務を支援できる能力がある」と説明した。ミシガンは巡航ミサイルトマホークを最大154発搭載でき、海軍特殊部隊SEALS(シールズ)を上陸させる際に使う小型潜水艇も搭載。
自衛隊関係者は「寄港は圧倒的な戦力を示して、北朝鮮に自制を促す政治的なメッセージの色合いが強い」と分析する。ミシガンは数日中に作戦任務に就くとみられる。
弾道ミサイル防衛の要となる海上配備型迎撃ミサイル(SM3)搭載型の日米のイージス艦が25日に日本海で実施した共同訓練についても、海軍は画像を写真共有サイトなどで公表。「共同訓練は情報共有と海上防衛力を強化し、いかなる挑発に対しても地域を守る態勢を確固たるものにする」と説明している。
弾道弾迎撃能力を持つ米艦は弾道弾の迎撃に当たるのでそれがない日本のイージス艦はうちの空母を守ってくれと言うことか。武力行使になれば日本海で10隻近い弾道弾迎撃能力のある日米のイージス艦がSM3のバリアを張るのか。それでも撃ち漏らしはあるだろうなあ。韓国の何とか大王に空母を守らせれば、・・。それはさすがに勇気がいるだろうなあ。
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