26日の日経平均株価は、米ドル高に加えて先物にも買いが入り、一進一退もあったが全般い株価は上昇して、前日比210円10銭高の1万9289円43銭と4日続伸し高値引け。今年初の4日続伸となり、3月21日(1万9455円88銭)以来約1カ月ぶりの高値水準となった。東証1部の出来高は20億3553万株、売買代金は2兆5099億円。騰落銘柄数は値上がり1655銘柄、値下がり294銘柄、変わらず65銘柄。市場は、外部環境が落ち着き海外勢の買いオーダーに合わせてヘッジファンドとみられる短期筋が買い戻しに動いたのではないか。13週線を上回るなどチャートの形が良くなり上への可能性もあるが、目先的には戻り売りが出やすい水準でもあり一服してもおかしくないとやや警戒感を残してはいるようだ。
26日の東京外国為替市場のドル円相場は午後5時時点で1ドル=111円21銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭程度のドル高・円安となっている。欧州時間のドル円相場は午後3時30分過ぎに111円50銭台に上昇。欧州政治情勢や北朝鮮問題に対する過度な警戒感が後退していることやトランプ大統領が今日発表予定の税制改革案への期待感が相場を押し上げた。ただ、時間外取引で米10年債の利回りが軟化すると一段のドル買いに慎重ムードが広がり買い一巡後はやや伸び悩む展開となっているようだ。
個別ではIHIが7%台と大幅な続伸、いい値になったようだから売っ払うか。IHIは浮き沈みが激しい。超優良株のコマツも3%台と値を伸ばした。トヨタ、ホンダ、三菱UFJも2%台でしっかりだった。三菱重工とパナソニックは2%台直前で足踏みしたがそれでもいい上げっぷりには違いない。今日は万々歳ではある。しかし、火種は残っているし、トランプど素人政権もどうなるか先が見えないのでまだまだ油断はできないだろう。
日本ブログ村へ(↓)