25日の日経平均株価は、欧米株高や円の伸び悩みなどが好感され、買い優勢で進み、後場も北のバカ大将がこれと言った動きもなかったことからさらに高値に進み、前日比203円45銭高の1万9079円33銭と3日続伸。1万9000円台は3月30日(1万9063円22銭)以来となる。東証1部の出来高は19億4868万株、売買代金は2兆3018億円。騰落銘柄数は値上がり1633銘柄、値下がり305銘柄、変わらず78銘柄。市場は、北朝鮮情勢への警戒感が薄れ買い戻しを誘った。このまま挑発的な行動がなければ26日に明らかにされる米税制改革まで戻り相場への期待感がある。13週線が横ばいになり26週線とのデッドクロスが回避されそうで上に行くシナリオも描けると期待するようだ。でも北のバカ大将は分からんからなあ。


25日の東京外国為替市場のドル円相場は、北朝鮮による核実験が実行されなかったことで目先の地政学リスクが後退し、1ドル=110円台前半に上昇した。午後5時現在110円31~31銭と前日比24銭のドル高・円安だった。東京市場の始まり、ドル円は調整売りに109円60銭台で推移した後、小幅に安寄りした日経平均株価の切り返しや五・十日に伴うドル買いに支えられ、正午前には110円台を回復した。午後も株高が維持される中で底堅く推移。終盤には欧州勢が地政学リスク後退を意識した買いを改めて入れたと見られ110円30銭台までじりじりと値を上げた。この日は前日の仏大統領選第1回投票の結果との相乗効果で取り敢えずリスク選好の相場となったそうだ。目先は米金融政策に市場の関心が戻っても良いタイミングだそうで、今夜発表される4月の米消費者景気信頼感指数や住宅関連の指標に注目が集まる。もっともトランプ米大統領の経済政策の実効性が見えない限り本格的なドル買いにはならないとも言う。


今日の個別は大きく上げた。IHIとコマツは4%台、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックは2%台、トヨタが1%台後半、ホンダだけが1%未満と小幅だった。俗信は結構だが、北のバカ大将問題が片付いたわけでもなく流動的な情勢はそのまま残されているのでこの先どうなるか分からない。ドンパチ始まったら株価はどうなるだろうか。


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