20日の日経平均株価は、午前中は買い先行で値を上げたが、午後にはポジション調整で上値を消して、前日比1円71銭安の1万8430円49銭と4日ぶりに小反落して取引を終了。東証1部の出来高は18億4106万株で、売買代金は2兆1592億円。騰落銘柄数は値上がり1091銘柄、値下がり792銘柄、変わらず132銘柄だった。市場は17年3月期の決算発表や23日の仏大統領選挙などを控え、それぞれの内容を確認してからでも遅くはないとの考えのようで様子見気分が続きそうと冴えない。
20日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に1ドル=108円70銭近辺に下落した後、対ユーロでの円売りが波及する形で109円近辺に浮上した。午後5時現在は109円00~00銭と前日比18銭のドル高・円安だった。ドル円は早朝、108円80~90銭前後で推移。昼前に五・十日による国内輸入企業の買いや株高に支援されて一時109円台に乗せたが、買い一服となった後は取引材料を欠く中、午後にかけてじり安となり終盤は一時108円70銭近辺に下落した。その後、ギリシャの財務大臣とIMFが債務について協議するというニュースが伝わったそうで、ユーロが対円などで上昇、つれてドルも対円で買い優勢となり、再び109円近辺に浮上した。ただ全般は北朝鮮情勢や週末のフランス大統領選に対する不透明感から取引を手控えるムードが続いているそうだ。
今日の個別は日経平均がマイナスに沈んだ割にはよかった。トヨタ、三菱重工、三菱UFJが1%台、ホンダとパナソニックが1%未満の小幅な上昇だった。ところがコマツが2%台と大きく値を下げ、IHIも1%台と振るわない。超優良株のコマツが沈んだのが痛かった。未だ収支はプラスだが年初に比べると結構凹んできた。ホンダと三菱UFJが不良債権ではある。
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