ゴジラとか結構縁が深くて第一作の「ゴジラ」から「地球最大の決戦」まで、第2期は「ゴジラ」から「ゴジラ対デストロイア」までは見ている。ただ、どうもこの種の映画は夏休みこども祭的な色彩が強くなっていくのでさすがにその類のものは見てはいないが、・・。
大体、怪獣映画などは頭を空っぽにして見ていると結構もっともらしいことを言っているが、ちょっと頭を働かせてみると限りなくアホらしい。「いくらなんでももっとまじめに調べろよ」と言うようなことを何とか博士とか言う役者が平気で言っている。だからあまりまじめに気合を入れてみていてはいけない。
ゴジラは「キングコング対ゴジラ」の通称キンゴジが一番格好いいと思う。勝つと手を叩くなどちょっと擬人化された部分もあるが、姿も顔つきもそれなりに昭和の怪獣らしい。モスゴジも人気があるらしいが、超悪役のためかちょっと目がつり上がりすぎている。目が縦についているんじゃないかと思ってしまう。
それ以後のゴジラはあまりにもよいこで擬人化され過ぎてしまい面白くない。平成ゴジラも見たが、ゴジラがだんだんおどろおどろしくなっていく。ミレニアムは見ていないので何とも言えないが、さすがにゴジラからも卒業状態だった。
で、今回の「シンゴジラ」、映画館へは足を運ばなかったのだが、たまたまDVDを売っていたので買ってみてみた。やはりゴジラはゴジラで頭を空っぽにして見ていれば何となくもっともらしいが、まじめに考えると何ともバカバカしい。放射性廃棄物を食ってゴジラになったのは基本ストーリーだが、放射線で生き物が巨大化するのか。
なんで突然東京湾なのかとかあの何とか博士は何だったのかとか、そう言うことは置いておいて、第2期とか言う変な生き物、蒲田くんと言うらしいが、エラから血を吐きまくって出血多量にならないのか。海が赤く染まるほど血が出ているじゃないか。あの時期なら自衛隊の武器で殺せたんじゃないか。人が残っているだのうだうだ言っていないで射撃すればよかったのに、・・。
で、大きくなったゴジラ、鎌倉さんと言うらしいが、あれって20ミリ30ミリの機銃弾を跳ね返すくらいならまだ分かるが、ヘルファイアや120ミリ滑腔砲は400ミリから800ミリくらいの装甲版を貫通する。ミサイル攻撃や砲撃では全く傷つかず、500ポンド爆弾もキンと言う音とともに跳ね返していた。面制圧用の155ミリ榴弾砲やMLRSをピンポイント攻撃に使うのもおかしな話だがそれでもきちんとピンポイントで命中していたなあ。
榴弾砲は置くとしてそうするとゴジラの皮膚は800ミリ以上の鉄板と同じ硬さと言うことになる。それじゃあ銅像と一緒で動けんだろう。頭なんかもう鉄の塊と言うことか。そう言えば平成ゴジラで何のシリーズか覚えていないが、自衛隊が超高速貫通性ロケット弾と言うのを使用したことがある。これは超硬芯の弾体をマッハ5とかで飛ばすとかいうものだったが、この時は皮膚がはがれて飛び散っていたように思う。
米軍が投下したバンカーバスターはゴジラの皮膚を貫通したが、その貫通力は8メーターの鉄筋コンクリートを貫くと言う。そうするとゴジラの皮膚の硬さは800ミリの圧延防弾鋼以上8メーターの鉄筋コンクリート以下と言うことになる。
勝った。シュワちゃんもプレデターの中で、「血が出る奴なら殺せる」と言っている。8メーター以上の鉄筋を貫通する威力がある兵器を作ればいい。どうせお話なんだからゴジラは砲弾が貫通しても瞬時に細胞が増殖して傷を再生してしまうとでもしておけばいいのに、・・。
エネルギーを使うと動かなくなるならちょうどいいだろう。攻撃を察知して光線を出しても北のバカ大将ではないが、多数飽和攻撃で何発かは当たるだろう。腹から放射性物質が出ても核攻撃よりはましだろう。で、血液凝固作戦もコンクリート圧送機で口に流し込んでいたが、ゴジラくん、それを大人しく飲んだのか。そうだとすればいい子じゃないか。
でもなんで凍るんだ。マイナス196度って液体窒素の温度か。原子炉のスクラム停止とは緊急停止のことで凍らせるわけではないだろう。でも凍ってくれたんならチャンスじゃないか。そこで貫通性の武器で総攻撃すれば粉々になるだろう。T1000だって液体窒素で凍ったら拳銃弾1発で粉々に砕けた。ゴジラも今度こそ120ミリ滑腔砲で砕け散るだろう。政府は何でそこで凍ったゴジラに対する攻撃を決定しなかったんだ。
最後のゴジラの尻尾の人型、・・?それはもう製作者の好みの問題だろう。普通に考えればそんなものが出るわけがないんだけど、・・。結論、時代が変わっても製作者が変わっても結局ゴジラは不思議の世界のヒーローではありました。なんだか疲れた、・・(-。-)y-゜゜゜。
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