11日の日経平均株価は、前場は円強含みが重しで売り優勢、米朝関係が緊迫化するなか、北朝鮮の地政学リスクも警戒され、下げ幅を拡大、後場は円相場がやや強含むとともに下げ幅を広げ、前日比50円01銭安の1万8747円87銭安と3日ぶり反落。東証1部の出来高は16億9117万株、売買代金は1兆8634億円。騰落銘柄数は値上がり504銘柄、値下がり1384銘柄、変わらず124銘柄。市場は日銀のETF買い思惑もあり、売り込む動きはないが、外部環境が晴れず、上値が重いイメージだ。決算発表が近づいてくればしっかりとした足どりも期待されるが、それまでは個別対応で指数の動きは鈍いと見ているそうだ。


11日の東京外国為替市場のドル円相場は終盤にかけて米長期金利の低下を受けて一段安となった。午後5時現在は1ドル=110円54~55銭と前日比78銭のドル安・円高だった。東京市場の始まり、ドル円は軟調に推移し、午前9時ごろには110円60銭近辺に下落。仲値後に110円80銭台に値を戻したが、午後にかけては再びじり安基調となった。終盤には米長期金利の低下を眺めて下げがきつくなり、一時110円40銭台まで下落した。ドル円は特段の材料がない中、軟調な展開だった。シリアや北朝鮮と言った地政学的リスクが引き続き意識されている上、米利上げに関してタカ派的な材料が出てこないことが上値を重くしているそうだ。目先は110~112円の狭いレンジでの推移となるそうだ。


今日の個別はトヨタが1%未満とは言え、上げて引けた。ホンダは上げ下げなし。三菱重工、IHI、コマツが1%台の下げ、三菱UFJとパナソニックが1%未満の小幅だった。状況は北のバカ大将を取り巻く情勢が緊迫して相場にはよろしくないだろう。酒量は様子見と言うところだろうか。


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