6日の日経平均株価は、米株安に加えて先物に売りが出て全面安で前日比264円21銭安の1万8597円06銭と大幅反落して取引を終え、1月24日に付けた年初来安値(1万8787円99銭)を更新した。同指数が終値ベースで1万8500円台を付けるのは、16年12月7日(終値は1万8496円69銭)以来、約4カ月ぶり。東証1部の出来高は20億6830万株で、売買代金は2兆4589億円。騰落銘柄数は値上がり73銘柄、値下がり1919銘柄、変わらず18銘柄だった。市場は、北朝鮮の挑発行為に対する警戒感や現地6日に行われる米中首脳会談の行方を見極めたいとして手控えムードが広がったようだと言う。


6日の東京外国為替市場のドル円相場は米中首脳会談を控えて様子見ムードが強く小動きとなった。午後5時現在は、1ドル=110円51~52銭と前日比09銭のドル安・円高だった。ドル円は米国時間に売り込まれた流れを引き継ぎ、始まりから軟調地合いが続いた。日経平均株価の反落を受け、仲値前後に110円30銭前後に下落。株価が下げ渋ると110円50銭台まで買い戻された。午後にかけては動意を欠き、110円40~50銭前後の狭い範囲で推移。欧州時間に入ってからも方向感に乏しくもみ合った。前日の米国市場では株価が下落し、長期金利も低下。東京市場でもリスク回避ムードが解消しなかったそうでドル買いの動きは限られた。米国時間に米中首脳会談が始まるため投資家の間では様子見姿勢が広がっている。会談について、市場ではトランプ大統領が北朝鮮に対する武力行使に言及するのではないかと不安視されているそうでドル売り材料となる可能性があるそうだ。


今日の個別は全滅だった。トヨタ、ホンダ、三菱重工、三菱UFJ、パナソニックが1%台、IHIとコマツだけが何とか1%未満の小幅な下落に踏み止まった。北のバカ大将はバカスカミサイルを撃つし、米中の意見はかみ合わなそうだし、トランプおじさんは軍事力を行使するなどと言いそうだし、この状況では誰も買わないだろう。まあ様子見が正解かもしれない。


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