5日の日経平均株価は、欧米株高や円安傾向などで午前中は買われたが、午後は反落、冴えない模様でそれでも前日比51円02銭高の1万8861円27銭と反発。東証1部の出来高は18億9216万株、売買代金は2兆2324億円。騰落銘柄数は値上がり730銘柄、値下がり1154銘柄、変わらず128銘柄。市場は、イベント控えで動きづらい中、後場は売り仕掛けの動きがあったとみられるが、それも小幅安で収束した格好だ。日経平均1万9000円割れ水準は買い場との見方に変わりはない。3月期決算発表まではまだ間があるが、業績修正のタイミングに入ってくると買い気配のようだ。


5日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤、米長期金利の低下を眺めて売りが強まった。午後5時現在は1ドル=110円60~60銭と前日比13銭のドル高・円安だった。東京市場始まりのドル円は午前9時前に110円90銭付近に浮上。買い一巡後はじり安となり正午すぎに110円50銭台に沈んだが、その後は日経平均株価の切り返しを眺めて110円70銭台を回復した。終盤、米長期金利が低下するとドル円は110円50銭台に水準を下げた。トランプ米大統領の政権運営への不透明感がくすぶる中、堅調な経済指標や利上げ見通しがドル円の下値を支えているそうだ。米中首脳会談などのイベントを通過するまでは相場が動きづらい展開が続くそうだ。


今日の個別はIHIが1%台、コマツが1%未満と値を上げたほかは、トヨタ、ホンダ、三菱重工が1%台の下落、三菱UFJとパナソニックが1%未満の小幅な下落だった。株価はいつの間にか1万9千円を割り込んであまりよろしくない。市場は楽観のようだが、どの辺で底を打つか注目だろう。


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