全長248メートルで、哨戒ヘリ5機が同時に発着艦できる飛行甲板を備えている海上自衛隊最大の護衛艦「かが」(排水量1万9500トン)が3日、母港となる呉基地に初めて入港した。
かがは、先月22日に就役し、呉基地の第4護衛隊に配備された。空母のように艦首から艦尾まで平らな甲板が広がり、海自呉地方総監部によると、潜水艦を探す哨戒ヘリ7機に加え、救難・輸送ヘリ2機の計9機を搭載、運用する。乗員470人(女性隊員約30人)が乗り込む。
この日朝、呉基地の隊員ら約300人が入港する巨大な艦船を出迎え、呉地方総監の池太郎海将が「わが国の安全保障情勢は厳しさを増している。早期に第一線の戦力となるよう訓練に励んでほしい」と激励。艦長の遠藤昭彦1等海佐(50)は「歴史ある呉で勤務できることを誇りに国防の任務を遂行したい」と話した。
かがは乗員以外に450人を収容・輸送できるスペースを備えており、日本近海などでの警戒活動のほか、大規模災害時の支援活動でも活躍する。
最新鋭護衛艦が最優先で配備されるのは横須賀の第一護衛隊群だそうだ。横須賀で各国要人、武官などの見学要請に対応するらしい。その次はと言うと「かが」が配備された呉なんだろうな。東の横須賀、西の呉は日本の二大軍港なんだろう。
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