内閣府が1日に発表した「社会意識に関する世論調査」で、現在の社会に全体として「満足している」との回答が65・9%となり、前回調査(平成28年2月)から3・9ポイント増加した。質問を始めた21年以降で最高となった。「満足していない」は3・9ポイント減の33・3%で、過去最低だった。

 
満足している点は「良質な生活環境」が43・2%で最も多く、「心身の健康が保たれる」(27・0%)、「向上心、向学心を伸ばしやすい」(17・8%)などが続いた。反対に、満足していない理由のトップは「経済的なゆとりと見通しが持てない」(43・0%)だった。

 
民意が国の政策に「反映されている」と思う人は、4・7ポイント増の34・6%で、過去最高水準となった。

 
日本が悪い方向に向かっている分野を聞いたところ、「防衛」が4・0ポイント増の28・2%で、過去最高となった。

 
北朝鮮が昨年だけで20発以上の弾道ミサイルを発射し、核実験を2回行うなど、安全保障上の脅威が高まっていることへの不安が顕在化したようだ。

 
同じ質問で「外交」と答えた割合は26・7%と前回から8・1ポイント増えた。内閣府は北朝鮮情勢に加え、調査期間(1月19日~2月5日)が米国の政権移行期と重なり、トランプ大統領の外交政策が不透明だったことが影響したとみている。

 
調査は昭和44年から原則毎年実施している。今回から18歳以上とし、1万人を対象に行った結果、5993人から回答を得た。


防衛で危険なのは北朝鮮よりも中国だろう。北朝鮮は態勢が崩壊の瀬戸際まで追い詰められればどうかは知らないが、1発撃てば国がなくなることは理解しているだろうからそうそう簡単には撃っては来ないだろう。外交も米国のど素人政権はともかくお隣さんたちが厄介だが、韓国は半分断交状態で特に問題はないだろう。中国は痛し痒しはお互い様なんでその辺りを突きながらほどほどにやって行くほかはないだろう。ただし備えだけは決して忘れないように、・・。


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