航空自衛隊の次期主力輸送機「C2」(全長44メートル)が28日、鳥取県境港市の航空自衛隊美保基地に初めて配備された。
現有輸送機「C1」と比べ、輸送力が大幅に増強され、2020年度までに同基地に計10台が配備される。
C1が運用開始から40年以上経過し、老朽化が進んでいることから、後継機として01年に開発に着手。11年度に完了予定だったが、機体の不具合などで配備が遅れていた。
貨物搭載量は約30トンとC1の約4倍、航続距離は約約7600キロ(20トン搭載時)。ヘリコプターや大型トレーラーも運ぶことができ、南西諸島など離島の防衛や海外派遣任務への迅速な対応が期待される。
この日午前、空自岐阜基地で実用試験を終えた2機が美保基地に到着。関係者らが出迎え、記念のセレモニーを行った。
やっと配備になったか。5年の遅れか。郵送機なんてドラム缶に翼をつければいいように見えるが、大きくなると機体の強度だのなんだのとなかなか難しいようだ。戦術輸送機にはそれなりの機動性も要求されるようだし、でかくなれば重量もかさむし、並大抵ではないのかもしれない。現在まで11機分の予算が承認されているようだが最終的には40機程度調達するようだ。
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