22日の日経平均株価は、トランプ政権に先行き不透明や大幅なドル安が嫌気され、全面安の展開で、前日比414円50銭安の1万9041円38銭と大幅に3営業日続落。16年11月10日から上昇が始まった「トランプ相場」では最大の下げ幅となり、2月9日(1万8907円67銭)以来の安値水準を付けた。東証1部の出来高は20億5553万株、売買代金は2兆6583億円。騰落銘柄数は値上がり107銘柄、値下がり1854銘柄、変わらず49銘柄。市場は、後場は日銀のETF(上場投資信託)買いが入ったとみられるが、それにしても重い動きだ。短期波動では亀裂が生じているが、1万9000円割れを下限とするボックス圏内にはある。今日の動きが調整の始まりになるのかはもう少し動きを見る必要があると言う。
22日の東京外国為替市場でドル・円は1ドル=111円台で方向感のない展開となっている。前日の米国時間はオバマケア改廃案をめぐる共和党内の調整難航からトランプ米政権の政策実行に不安感が生じたことでリスク回避から米金利が低下。ドル・円も112円台から111円台に下落した。ただ、東京時間はリスク回避の動きは一服。日経平均株価は大幅安で始まったが、ドル・円は連動せず同水準の動きが続いた。午前中には北朝鮮のミサイル発射が伝えられたが、やはり反応は限定的だったようだ。
日経平均がこれだけ下げると個別も壊滅状態で三菱UFJの4%台を始め、トヨタ、ホンダ、パナソニックの3%台、三菱重工、IHIの2%台、コマツだけが1%台と踏みとどまった感じだった。トランプさんが当選してからトランプ期待とかでそれまで1万7,8千円台だったのが1万9千円台に大きく上げたが、株価が伸びるような材料はなく、どこかで落ちるとは思ったが、この辺だろうか。まあ、1万9千円で何とか踏み止まったが、・・。
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