豊洲の地下水から、環境基準の最大100倍のベンゼンなどが検出されたことが、19日に公表されました。しかし、都の専門家会議は、「科学的には安全」。つまり、地下と地上を分けて考える、地上の施設については科学的には安全、ただ、安心を担保するのは政治の役割だと述べています。


この安全と安心について、小池知事は、「安全は科学的根拠。安心は都民の理解。両方含めて必要なこと」と述べていますが、今後どう判断するのか、都庁担当、フジテレビ・小川美那記者の解説です。


移転判断の今後のポイントは、安心を具体的に示し、都民の納得を得られるかだと思います。土壌汚染対策法上は、地下水が汚染されていても、コンクリートなどで覆ってあれば安全ということになっています。


つまり、豊洲市場も、法令上は安全とされる中、安心のために、本来行う必要のなかった地下水モニタリングなど、追加対策を打つことを決めたのは、実は、石原元知事の時です。


小池知事も20日午後、記者団に、石原さんが上げられた基準をどうやってクリアするのかということで、いろいろな検証も行ってきたというところと述べています。しかし、法令上安全とされることと、都民の安心は別物ということで、大義と共感を掲げる小池さんには、悩ましいところです。


今後は、専門家会議の報告書や世論、移転延期のためにかかる費用をにらみながら、安全を実感してもらうための具体策を考えることになりそうです。


地下水の安全基準と言うのは飲料水として使用する場合であってコンクリートなどで遮蔽された地下にある水に有害物質が含まれていても科学的には問題がないと言うことならそれでいいと思うが、メディアは「出た出た」と炭坑節のようにバカみたいに騒ぐし、都知事は政局に使うし、どうにもならないだろう。また、今、安全だからと移転宣言すれば石原氏に言われたからとなるのでできないだろう。敵だの政局だの作ってはあまり意味がないようなことをやっているが、日本人は暴露趣味がお好みなのだろうか。今回の100条委員会など都議が点数稼ぎしようと向きになっているだけのようにも思うが、・・。レベルの低さをさらけ出したのもいたようだが、・・。日本の政治はワイドショーに成り下がったか。


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