17日の日経平均株価は、3連休前の手控えや森友リスクなどで手控えが大勢を占め、さえない展開で前日比68円55銭安の1万9521円59銭と反落。東証1部の出来高は20億1361万株、売買代金は2兆4595億円。騰落銘柄数は値上がり742銘柄、値下がり1116銘柄、変わらず148銘柄。市場は、日銀のETF買いが入った可能性はあるが、3連休前のポジション調整売りで食い合っている感じだ。最近、後場は小動きにとどまり欧州勢の動きが鈍いとみられる。森友学園問題が政治に絡み、外国人投資家にとっては懸念要因になりやすいと言う。
17日の東京外国為替市場のドル円相場は、G20や連休を前に調整主体の売買に終始、概ね1ドル=113円台前半のレンジ圏での値動きにとどまった。午後5時現在113円43~44銭と前日比20銭のドル高・円安だった。東京市場始まり、ドル円は113円30銭台で推移した。仲値後には国内輸入企業のドル買いから113円台半ばに強含んだが、同水準を上抜ける材料に乏しく午後にかけてはじり安となった。終盤は時間外取引での米金利の小幅低下などを受けて113円20銭台へ小緩んだ後は買い戻された。ドル円は下値は堅調な米株や日米の金融政策の方向性の違いに支えられているそうだ。17日に米独首脳会談、17、18日にはG20財務相・中央銀行総裁会議が開かれるが、米政権から保護主義姿勢や通貨安批判が出るかに注目したい。ただ極端な主張はないと見込まれ、為替相場を動かす材料としては不足だそうだ。
今日は全般に個別もさえない。気を吐いたのはIHIとコマツだが、いずれも1%未満の上げだった。トヨタと三菱重工は1%台の下げ、残りのホンダ、三菱UFJ、パナソニックは1%未満と小幅な下げだった。どうも何となくはっきりしない相場で困ったものではある。
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