13日の日経平均株価は、ドル安傾向や原油安などで売りが先行、その後円の伸び悩みなどで上げに転じ、前週末比29円14銭高の1万9633円75銭と小幅ながら3営業日続伸し、連日で昨年来高値を更新した。東証1部の出来高は14億7180万株、売買代金は1兆7724億円。騰落銘柄数は値上がり998銘柄、値下がり849銘柄、変わらず157銘柄。市場は、米利上げ織り込みかFOMC待ちなのか、ドル・円の反応が鈍く、やはりFOMC通過後の為替・米株動向が注目される。ただ、指数は下値を切り上げつつ上値を抑えてきた水準を抜けたことで、『マド』あけの下げがない限り上昇基調が期待されると言う。どうなのかねえ。
13日の東京外国為替市場のドル円相場は、米雇用統計発表後の調整売りや米金利の低下などを受け、1ドル=114円台後半に下落した。午後5時現在は114円67~68銭と前週末比73銭のドル安・円高だった。前週末に2月の米雇用統計が発表された後の利益確定売りで軟化した海外市場の水準を引き継ぎ、早朝のドル円は114円60~80銭台でもみ合った。午前は、軟調に寄り付いた日経平均株価がプラス圏に浮上したことから、ドル円も114円80~90銭台を維持。午後に入って米長期金利の低下を眺めて114円50銭台まで続落したが、同水準では買い戻しが広がり、114円70銭前後まで回復した。この日は、ロス米商務長官が前週末に日本との通商関係で「優先度が高い」と発言したことがドル高是正と受け止められ上値を重くしたそうだ。また、原油価格がこれ以上下落すると株安や米金利低下によるドル売りに繋がるそうだ。一方、今週のFOMCで利上げが確実視される中、下値では買い圧力が強いそうで目先はレンジ相場が見込まれるそうだ。
今日はトヨタ、三菱重工、パナソニックが値を上げたが、いずれも1%未満の上げだった。ホンダは1%台の下げ、三菱UFJ、IHI、パナソニックは1%未満の下げ、3営業日続伸と言ってもあまりさえた状況ではないようだ。
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