10日の日経平均株価は、ドル高に支えられて買いが先行、広範囲に買われて前日比286円03銭高の1万9604円61銭と大幅続伸。1月4日の昨年来高値1万9594円16銭を約2カ月ぶりに更新した。東証1部の出来高は22億6716万株、売買代金は2兆9483億円。騰落銘柄数は値上がり1563銘柄、値下がり341銘柄、変わらず100銘柄。市場は、ドル・円が1ドル=115円台に上昇し、2月の111円台後半でダブルボトムを形成、118円台後半のダブルトップをうかがう動きが期待され、円安の流れに乗って日経平均も戻りを試し出した。3月限SQ値をサポートに2万円トライが注目されると、ちょっと上げると景気が良いが実際どうなんだろう。
10日の東京外国為替市場のドル円相場は午後5時時点で1ドル=115円40銭前後と前日午後5時時点に比べ90銭弱のドル高・円安となっている。欧州時間のドル円相場はやや上げ一服商状ながら強い地合いを維持している。午後に入ってドル高・円安が加速したことで一段の上値追いには慎重さが感じられるものの時間外取引での米10年債利回りのプラス圏推移やNYダウ先物の上昇がドルの下支えとなっているかたちだ。市場参加者の関心は今晩発表される米2月雇用統計に集まっており、その結果を受けて外為市場がどう反応するかが注目されているそうだ。
今日は日経平均が景気良く上げたので個別もなかなか成績が良い。コマツを筆頭に、トヨタ、ホンダ、三菱UFJ、パナソニックが1%台、三菱重工とIHIの重工系は1%未満ながらいずれも値を上げている。市場は2万円台突破などと言うがまだまだ2万円の壁は厚いんじゃないか。
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