7日の日経平均株価は、米株安が重しとなり、朝方から値を下げたが、円安も下げ止まりの決定打にはならず、前日比34円99銭安の1万9344円15銭と小幅ながら3営業日続落。東証1部の出来高は15億7596万株、売買代金は1兆9866億円。騰落銘柄数は値上がり841銘柄、値下がり985銘柄、変わらず178銘柄。市場は国内機関投資家は3月期末を控えて売りスタンスにあり、個人投資家が小型株で頑張っているくらいだ。今週、来週とイベントが相次ぎ、やらない理由になっており、きっかけを待つしかしないようだとのことだそうだ。



7日の東京外国為替市場のドル円相場は新規の手掛かり材料が乏しく、1ドル=113円台後半を中心とした小動きに終始した。午後5時現在は113円82~82銭と前日比03銭の小幅ドル高・円安だった。東京市場の始まり、ドル円は113円80銭台から114円付近へ上昇した後に軟化するなど行って来いの展開。仲値前後には実需とみられる買いが入ったことで再び114円台を回復したが、買い一巡後は伸び悩み、じりじりと上値を削った。その後は113円80~90銭台の狭い範囲でのレンジ相場となったが、終盤は欧州勢とみられる売りに押され、113円70銭台まで値位置を落とした。今夜は1月の米貿易収支が発表される。前日に米国家通商会議(NTC)のナバロ委員長が貿易赤字縮小を支持したため、市場では赤字が増大した場合、トランプ政権が保護主義的な政策を打ち出すとの思惑が膨らみ、ドル売りが出る可能性があるそうだ。一方で予想以上に貿易赤字が縮小すれば若干のドル買い要因と言う向きもあるようだ。



教の個別はコマツとホンダが上げ、それ以外は全部下げた。しかし上げ下げともに値幅は1%未満と小さかった。コマツとホンダは上げたがどちらも1%未満、トヨタ、三菱重工、IHI、三菱UFJ、パナソニックは1%未満の小幅な下げで引けた。材料もなく先も見えにくい状況では待つしかないようだ。


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