今日は週に1回の休みなんだけど雨が降ってしまった上にバイクの引き取りだの医者の予約取りだのやることが多い。雨模様で車に乗っても面白くないとは思ったが、休みに乗らないと完全放置プレーになってしまうので食材の買い出しが終わってから車で湯河原まで往復してきた。
これと言って用事があるわけじゃない。ただ走るだけ、で、何時もの県道740号をとことこ走ってきた。夕方で車や人が多いし、雨も降っているのであまり気合を入れて走ったわけじゃないんだけどコペンて本当にあきれるほど回頭性のいい車だねえ。ミゼットⅡのCMで、「スイスイクルクルミゼットⅡ」と言うのがあったけど本当にスイスイクルクルよく回る。
県道740号は旧国道135号で狭いうえにかなりタイトなコーナーが多いんだけどほとんどロールもせずに素直にラインをトレースする。タイトなコーナーでも破たんなど全く無縁の足の良さ、こいつはもしかしたらスポーツカーかもしれない。
ホンダのS660はミッドシップで四輪独立懸架と言うのでもっと回頭性が良いのかも知れないが、コペンの回頭性の良さも特筆ものだろう。片山右京さんが、「タイヤとかホイールでごまかしていない。ステアリングを切るとタイヤが動いてサスに伝わってそれをボディが受け止めてしっかり動いている。これってスポーツカーだねえ」と言っているが、確かに素直な応答性は気持ちがいい。
片山右京さんて、1998年のルマンで残り30分、BMWを追いかけてユノディエールで時速340キロで後輪がバーストしたトヨタのTS020を立て直して見事にゴールさせてからファンになった。富士山で遭難事件を起こした時は気の毒だったが、山だからねえ。そういうこともある。
FF、ボディ剛性には不利なフルオープン、後輪はトーションビームサス、それでもいい走りをしているねえ。「スイスイクルクル」はダイハツのDNAなのかねえ。

※ こいつ、なかなかやるなあ。
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