3日の日経平均株価は、米株安と円安で釣り合っていた相場は先物への売りで一気に下落に向かい、前日比95円63銭安の1万9469円17銭と4日ぶりに反落。後場一段安となった。東証1部の出来高は17億1745万株、売買代金は2兆1856億円。騰落銘柄数は値上がり617銘柄、値下がり1256銘柄、変わらず130銘柄。市場は、昨日の反動に週末要因もあり想定内の動きと言える。来週はSQ(特別清算指数)通過後に米雇用統計を控え、再来週には予算教書、FOMC(米連邦公開市場委員会)などイベントが目白押しであり、見送りムードが強まりやすい。きっかけがないと当面もみ合い相場が予想されると出たとこ勝負の感が強い。



3日の東京外国為替市場のドル円相場は調整売りが優勢となった後は下げ止まり、1ドル=114円台前半での小動きが続いた。午後5時現在114円26~26銭と前日比08銭のドル高・円安だった。東京市場の始まり、ドル円は114円30~40銭台でもみ合った。午前は実需や週末前の手じまいのドル売りが出て、114円10銭台へ軟化。午後も日経平均株価が下げ幅を拡大させる中でドル売りが続いたが、114円付近では下げ止まり終盤は114円10~20銭台で小動きとなった。今夜はイエレンFRB議長とフィッシャー副議長の講演が予定される。3月米利上げの期待が高まる中、講演前後には115円台を乗せることも十分にあり得るそうだ。早期利上げに関する言及が出れば素直にドル高に反応するだろうし、逆に材料出尽くしでドル売りの展開も見込まれるそうだ。



今日の個別はホンダだけが1%未満ながら値を上げて引けている。本日の+寄与度第2位と言うから大したものだ。それ以外はコマツが1%台、トヨタ、三菱重工、IHI、三菱UFJ、パナソニックが1%未満の下落だった。トランプさんがまともなことを言った割には相場が上がらなかった。まともなことを言うからだろうか。


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