1日の日経平均株価は、トランプ大統領の議会演説が無事に終了し、円安傾向になったことで前日比274円55銭高の1万9393円54銭と大幅続伸。2月15日(1万9437円98円)以来2週間ぶりの高値水準となる。東証1部の出来高は19億9364万株、売買代金は2兆3890億円。騰落銘柄数は値上がり1426銘柄、値下がり456銘柄、変わらず120銘柄。市場は、米大統領演説は問題なく終わり、期待をつないだ。米長期金利がボトムアウトし、円安・ドル高に傾き、サポート要因になっている。25日移動平均線を回復し、下値切り上げで下ブレ懸念がなくなり、当面底堅い動きが期待されると手放しのようだ。
1日の東京外国為替市場のドル円相場は、トランプ米大統領の議会演説が無難に通過したほか、FRBの早期利上げ期待の高まりで、1ドル=113円台半ばに上昇した。午後5時現在113円49~50銭と前日比1円18銭の大幅ドル高・円安だった。東京時間の始まり、ドル円は、ダドリーNY連銀総裁などの発言を受けた米早期利上げ期待を背景に112円台後半へ強含んだ。午前9時以降は高値で推移する日経平均株価やトランプ演説への期待感から小高くなったが、演説が始まると内容が目新しくないと受け止められ112円70銭台まで下落した。午後に入るとイベントを無難に通過した安心感が広がる中、FRB要人の発言を材料にドル買いが進み、113円60銭台へ上伸した。午後3時すぎは小緩む場面もあったが、欧州勢とみられるドル買いに支えられ、終盤は高値圏で推移した。米時間はISM製造業景況指数が発表される。強い結果となればドル円は114円台に乗せる可能性があるそうだ。
トランプ氏は米国精神の再生を掲げ、同盟関係を重視しながらテロ対策などで世界に強く関与していく方針を明確にした。経済の底上げに向け、社会基盤(インフラ)の整備に1兆ドル(約113兆円)を投資する考えも表明し、立法作業を行う米議会に協力を求めたそうで、要は国内に投資して米国を復活させるんだろう。特に目新しくもない。で、今日はコゲツは全部上げている。コマツが3%台なのは米国のインフラ投資期待か。パナソニックが2%台、トヨタ、IHI、三菱UFJが1%台、ホンダと三菱重工が1%未満だった。
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