国会論戦で民進党議員を「アホ」と罵倒するなどの言動で物議をかもしている日本維新の会の足立康史衆院議員が23日、衆院予算委員会で質問に立ち、民進党攻撃からの“卒業”を宣言した。

 
足立氏は質問の冒頭で「もう民進党のことは放っておこう」と語り、続く言葉でその理由を明かした。

 
「なんで放っておこうかっていうとね、(民進党の)支持率も、共産党とどっちが高いが分からないような感じになってきてますんで。むしろ、共産党をちゃんとチェックしたほうがいいんじゃないかなというような議論を(党内で)しているくらいでありますが…」

 
共産党を次なるターゲットを据えることを高らかに宣言した足立氏だが、すっかりおなじみになった“芸風”は一朝一夕には変わらない。

 
民進党が、大阪府豊中市の国有地が学校法人「森友学園」に売却された問題を論戦の主要テーマにしていることに触れ、「民進党さんはもうネタ切れ。たぶん、他にねぇ、テーマがないんですよ」。さらに、森友学園が安倍晋三政権や維新と深い関係にあるかのような「印象操作」をしているという持論も展開し、「こちらもねぇ、ケンカを売られたらやり返さなあかん」と“足立節”を炸裂させた。

 
それだけでなく、麻生太郎副総理兼財務相に対しても「相変わらずですよね、民進党。一発、言ったってください!」と答弁を求め、麻生氏は「何を言わせたいと思っておられるのか、理解をしにくいところなんですが…」と困惑を隠せない様子だった。

 
足立氏は、民進党の辻元清美、玉木雄一郎両衆院議員が21日に開かれた衆院予算委員会の中央公聴会を「無断欠席」していた問題にも言及。同党が過去に足立氏に対する懲罰動議を出したことを念頭に、「辻元さんと玉木さん、懲罰動議じゃないですか? 僕ら、人数少ないから懲罰動議出せないんですよ。自分で自分に出してくださいよ、懲罰動議を。そうでないと二重基準だろと言われますよ、玉木さん?」と攻撃を浴びせた。

 
“卒業”はまだまだ先になりそうだ。


「バカはバカ、恥知らずは恥知らず、知恵なし、考えなしは読んで字のごとく」、選挙互助会民進党なんか相手にするのはばかばかしいだろうけど現実を知らしめないといけない。頑張れ、足立議員、卒業はまだまだ早い。


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