今日の日経平均株価は円高が嫌われて値を下げ、前日比112円91銭安の1万9234円62銭、東証株価指数(TOPIX)は6.53ポイント安の1544.54とともに続落した。為替の円高・ドル安を受けて、輸出関連株を中心に売られた。東証1部銘柄の48%が値下がりし、44%が値上がりした。出来高は20億2929万株、売買代金は2兆0121億円。為替の円高・ドル安が嫌気され、自動車など輸出関連銘柄を中心に値下がりした。円高以外に目立った悪材料がなかったため、朝方の売りが一巡した後に下げ渋る場面もあったが、買いは続かず、日経平均株価は終日マイナス圏で推移した。輸出関連株に加え、大手銀行や情報通信など主力業種の売りが多かった。押し目買いや買い戻しの勢いは鈍く、市場は、大型株の値下がりで投資家心理が悪化していたと見るようだ。 ただ、日経平均が1万9100円台まで下げると売りが止まり、相場全体としては底堅さを示した。このため、来週の日経平均が1万9000円を維持できれば、相場の打たれ強さが評価され、下値が切り上がってくるそうだ。


17日の東京外国為替市場のドル円相場は、材料難に加えて週末を控えていることから1ドル=113円台前半で動意の乏しい展開となった。午後5時現在は113円42~42銭と前日比52銭のドル安・円高だった。東京市場の始まり、ドル円は113円20~30銭台へ強含んで推移。仲値前後には時間外取引での米長期金利の持ち直し、国内輸入企業によるドル買いを背景に113円50銭台まで値を伸ばした。しかし、買い一巡後は113円20銭台まで軟化。午後も手掛かり材料が乏しかった上、週末を前に積極的な売買が見送られたことから、113円20~40銭台の小幅なレンジでの値動きに終始した。市場は、米国の良好な指標や株高でドル高になりやすいはずだが、肝心の米金利が上昇できないことから買いづらいと言う。欧米時間も材料難から113円台でのもみ合いが続くそうだ。


今日の個別は三菱重工が小幅に値を上げたほかは全部下げている。ただ、下げ幅はそう大きくない。小穴ソニックが1%を超えたところ、トヨタ、ホンダ、IHI、三菱UFJ、コマツは1%未満の小幅な下げだった。市場は底は堅いと言うけどこればっかりは相場のこと、分からんからなあ。


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