コペンエクスプレイなどと言うへんてこな車の実車は自分の遺骸見たことがなかった。ディーラ―のおっさんも「初めて実車を見ました」と言っていたのでよほどのもの好きしか買わない車かと思ったら昨日帰宅途中に自宅の近くで国道1号を走る赤いエクスプレイを見た。「おっ、・・」と思った時にはもう闇の中に消えていた。


あんな車に乗るもの好きがいるんだなあと思ったら、今日は横浜の運転免許試験場の近くで同じ赤色のエクスプレイに出会った。連日見かけるとは珍しいなと思うが、あんな車でもいるんだねえ、買う人が、・・。今日見かけたエクスプレイにはかなりご年配の男性が乗っていた。


ところで昨日教習車の修理が上がったので一緒に取りに行ってくれと総務に頼まれた。「俺にそんな雑用を頼むなんていい度胸だな」と言ってやろうかと思ったが、繁忙期で人がいないので一緒に行ってやった。


先日、強風のさなかに始業点検をやってエンジンフードを風に煽られて左右のフロントフェンダーまで歪んでしまったやつだ。そんな日にわざわざ点検などしなくてもいいと言っておいたが、その修理が上がったと言う。しかし、教習車って考えられないような壊れ方をする車だなあ。


で、修理屋から教習車を運転してきたのだが、ATとMT、どっちがいいかと言うのでMTを選んだ。クラッチスタートなのでクラッチを思いきり踏み込むとほとんど何の抵抗もなく床まで踏み込んでしまった。なんて軽いクラッチだ。


コペンのは結構重いと言うか抵抗感がある。クラッチ自体の直径など醤油小皿くらいしかないだろうに、・・。なんかスカスカした感じで抵抗感がない。シフトはショートストロークでこれはコペンよりもシフトフィールがいいかもしれない。ただ、剛性感はない。


エンジンはホンダらしくちょっとアクセルを踏むとわっと吹き上がる。なんかちょっとビビッて遠慮してしまう。でも吹き上がる割にはトルクがない。ウインカーはレバーに触れると3回点滅して消えるそうだ。車はどんどん進歩するなあ。ただそういう装備を知らないと混乱する。4キロばかりの道のりを何とか無事に帰ってきた。戻った時にはすっかり慣れていた。特に何と言うこともない普通のファミリーカーで指導員用のミラーがたくさんついているのと助手席にブレーキペダルがあるくらいだろう。


でも最近はあの潜り込むように乗り込むと上からお椀でも被せられたような感じがするコペンの室内感覚が良いように思えるようになってきた。最初の頃は戦車にでも乗せられたような圧迫感のある窮屈な感じだったが、慣れとはなんとも恐ろしいものではある。


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