日経平均は強含んで取引が始まり、朝方には1万9000円台を回復。しかし、午前中に日銀が実施した公開市場操作をきっかけに債券が売られ、長期債利回りが上昇。これに伴って円高が進行したため日経平均は値を消した。午後は取引開始直後、日銀が指し値と呼ばれる市場操作を行ったことで円が売られ、日経平均は再び上昇に転じた。その後は企業決算などを材料に売り買いが交錯する展開が続いた。市場は、日本時間3日夜の米国雇用統計発表を控え、イベント待ちで内容を見極めたい取引参加者が多かったと言う。


3日の東京外国為替市場のドル円相場は午後5時時点で1ドル=113円11銭前後と前日午後5時時点に比べ30銭弱のドル高・円安となっている。欧州時間のドル円相場は、113円台前半で底堅く推移。日銀が指し値オペを実施し、金利上昇を抑制する姿勢を示したことや時間外取引で米10年債利回りが上昇していることから日米金利差の拡大思惑が出やすくなっている。ただ、今晩は米1月雇用統計が発表されることから模様眺めムードも広がりやすく積極的に上値を追う勢いには乏しいそうだ。


今日は日銀があれこれやったらしいが、日銀は本当に経済のことが分かっているんだろうかと思う時がある。で結局今日は行って来いで株価はかすかに上がっただけだった。個別で上げたのはコマツと三菱UFJが1%台、トヨタ、ホンダは1%未満、値を下げたのは三菱重工が筆頭で2%台、これはMRJの納期延期や米国の原発などの影響だろう。IHIは1%台、パナソニックは1%未満だった。トランプおじさんの衝撃発言の旅に市場は右往左往で当面はその日の出たとこ勝負状態が続きそうだ。


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