2日の日経平均株価は、米国株安、ドル安の二重苦で売りに押されて前日比233円50銭安の1万8914円58銭と反落して取引を終了。現地2日のNYダウは4日ぶりに反発したものの、東京市場の反応は限定的だった。東証1部の出来高は21億2818万株、売買代金は2兆5703億円。騰落銘柄数は値上がり296銘柄、値下がり1635銘柄、変わらず71銘柄だった。市場は、米国でFOMC(米連邦公開市場委員会)を波乱なく通過し米株式は堅調だったが、日本ではトランプ大統領の発言に警戒する動きがしばらく続きそうで突っ込み買いの吹き値売りで対処したいということだそうだ。
2日の東京外国為替市場のドル円相場は、日経平均株価の軟調などを受けて売り優勢の展開が続いた後、終盤に米金利上昇を受けてやや買い戻された。午後5時現在は1ドル=112円84~85銭と前日比74銭のドル安・円高だった。始まり、ドル円は海外時間の安値から買い戻されて113円30銭台に浮上したが、その後株価の軟調や時間外取引での米長期金利低下を眺めて下落基調に転じ、昼には112円60銭台に下落。午後も株価の下げ幅拡大を眺めて一時112円50銭を割り込んだ。ただ、終盤は米金利の上昇を受けて買い戻しが優勢となり112円80銭台まで水準を切り上げた。ドル円はトランプ米大統領が他国の通貨安政策を批判するなど積極的にドル買い・円売りを仕掛けにくい地合いだそうで上値の重い展開が続いている。欧米時間には英中銀の金融政策委の結果発表とカーニー総裁の会見が行われるが、市場はポンドが動けばドル円に影響があるかもしれないと言う。
今日大きく上げたのはIHIで2%台に達している。その他、ホンダが1%未満だがかすかに値を上げて引けた。落とした筆頭は三菱重工で4%の半ばを超えている。こんなに落とすのも珍しいが、三菱航空機の社長交代と利益の減少が嫌気されたのだろうか。トヨタとパナソニックは1%台、三菱UFJとコマツは1%未満の小幅な下げだった。トランプおじさんはまた騒動を起こしているようだ。オーストラリアの首相と移民の受け入れでやり合って電話を切ったとか、・・。同盟国とは言え、外交で意見の相違があるのは日常茶飯事だろうけど、もう少し穏やかに冷静にできんものか。けんかしまくっているとそのうちに困るんじゃないだろうか。
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