1日の日経平均株価は、前場ドル安から売られたが、後場に先物への買いで値を上げて売り買い交錯の場面もあったが、最後は根強い買いに引き締まって前日比106円74銭高の1万9148円08銭と3日ぶりに反発。東証1部の出来高は20億3217万株、売買代金は2兆5281億円。騰落銘柄数は値上がり1162銘柄、値下がり694銘柄、変わらず146銘柄。市場は、13週線で下げ止まり、チャート的に下値支持線として意識されている。ただ、決算絡みで個人投資家は動いているが、機関投資家は手控えで、先物・インデックス売買で動いている感じだ。1万9000円を挟んでのレンジ内にとどまり、新たな材料が出ないと買い上がる状況にはならないとやや悲観的なようだ。



1日の東京外国為替市場のドル円相場は、終盤に安倍首相がトランプ大統領の円安誘導批判を否定したことから買い戻しが入り、1ドル=113円台半ばに反発した。午後5時現在は113円58~58銭と前日比06銭のドル高・円安だった。始まり、ドル円は112円60~80銭台で推移。午前9時以降は下げ幅を縮小させる日経平均株価や米金利上昇を眺めて反発。仲値通過後には国内輸入企業のドル買いが見られ、113円10銭台に乗せた。その後は113円を軸にもみ合った。午後はプラス圏で上げ幅を拡大させる株価を背景にじりじり値を上げた。終盤は衆院予算委員会で安倍首相が、トランプ米大統領の為替政策批判に円安誘導には当たらないなどと反論したことから、10日の日米首脳会談を前にした市場の警戒感が緩んだそうで、113円60銭台へ上伸する場面があった。今夜は米国でFOMC開催のほかISM製造業景況指数、ADP全米雇用報告の発表が予定される。FOMCでは金融政策の変更は予想されないものの景気・物価見通しの上方修正はあり得るそうで、その場合、週末の米雇用統計も堅調であれば3月の利上げが意識され始めるそうだ。



今日はドルが切り替えしたせいで午後から株価は上げたが、トランプおじさんが騒ぎまくっているのでこの先もどうなるか分からない。今日下げたのはトヨタと三菱UFJでいずれも1%未満の小幅だったが、トヨタはトランプおじさんが絡んでいるんだろう。上げたのはコマツが3%台と大きく値を伸ばし、ホンダ、三菱重工、パナソニックは1%未満と小幅だった。IHIだけは変わらずだった。この先株価は当面は米国の意向で左右されるだろうけどどうもあまりうまくは行きそうにないように思うがどうなんだろう。


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