30日の日経平均株価は、円高傾向や3連騰の利益確定などに押され、円高一服や日銀のETFなどでやや下げ渋ったが、前週末比98円55銭安の1万9368円85銭と4営業日ぶり反落。1万9400円割れは25日(1万9057円50銭)以来の安値水準となる。東証1部の出来高は15億3274万株、売買代金は1兆9240億円。騰落銘柄数は値上がり848銘柄、値下がり1003銘柄、変わらず151銘柄。市場は、日銀のETF買いが入ったとみられるが、今週はイベントが多く、上値も重い。日米金融会合では現状維持がコンセサンスながらやはり中身がどうなるかを見極めざるを得ない。目立は方向感が出にくく様子見だろうとのことだそうだ。


30日の東京外国為替市場のドル円相場は、米トランプ氏の大統領令をめぐって保護主義に対する警戒感が広がり、一時下値を切り下げたが、中盤以降は押し目買いが広がり、1ドル=114円台後半に持ち直した。午後5時現在は114円70~71銭と前週末比51銭のドル安・円高だった。東京市場ドル円の始まりは、114円90銭台に強含んだ後に売りが優勢となった。正午すぎにかけては米国のトランプ大統領が入国管理を強化する大統領令に署名したことが改めて嫌気され、114円20銭台へ続落。売り一服後は米経済政策への根強い期待による押し目買いや米金利の下げ幅縮小を眺めた買いが強まり、114円60銭台に浮上。終盤も米金利の持ち直しなどを背景に114円70銭台に上昇した。明日の日銀金融政策決定会合では、日銀の長期国債買い入れの在り方について市場の注目が集まっているそうだ。ただ、年間80兆円を買い入れる現行方針の維持が示されると値動きは小さくなるそうだ。


今日は自動車株が気持ち値を上げている。ほんのわずかだがトランプおじさんのせいで風当たりが強いのにどうしたことだろう。パナソニックは変わらず、三菱重工とコマツが1%台とやや大きく下げ、IHIと三菱UFJが1%未満の下げだった。この先世界の経済は米国のトランプ政権の出方を見ながらということになるだろう。でもトランプおじさんの政策はあまり期待できそうもないが、・・。


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