トランプ米大統領は27日、メキシコのペニャニエト大統領と約1時間にわたり電話協議した。両首脳はトランプ氏が不法移民の流入を阻止するため実現するとしているメキシコ国境への「壁」建設に関する主張の違いを埋めるため、首脳間や当局者間で包括的に協議することを確認した。
ペニャニエト氏は、トランプ氏が壁建設の費用をメキシコに支払わせると主張していることに反発し、ワシントンで31日に予定されていた首脳会談の中止を申し入れていた。トランプ氏は費用をまかなうためメキシコからの輸入品に対する課税を検討中だ。
両首脳は米国がメキシコに対して抱える貿易赤字の問題を協議するとともに、薬物の密輸を食い止めるため協力が重要であるとの認識で一致した。
トランプ氏は27日の記者会見で「非常に友好的な電話」をしたと明らかにし、「私たちは公平で新しい関係に向けて取り組んでいる」と述べた。
一方で、トランプ氏はメキシコが貿易で「米国をたたきのめしている」とし、米国にとり不公正だと主張する北米自由貿易協定(NAFTA)について再交渉する考えを重ねて強調した。
米国の圧倒的な力を背景に強い口調で要求を掲げて譲歩を引き出そうと言うのかな。もしそうなら意外に単純な方法のようにも思うが、・・。で、「何を、なめやがって、・・。」と開き直られるとやはり米国と言えども痛いところはあるわけで「まあまあ落ち着いて、・・。話せば分かる」となるんだろうか。外交は丁々発止あの手この手で少しでも自分の側に利益を呼び込むことだから何でもありなんだろうけど原則友好的にやった方が話は早いと思うけどねえ。まああれがトランプおじさん流と言えばそうなんだろうけど、・・。
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