27日の日経平均株価は、米株高、ドル高のセットで買い進んだが、午後は大幅続伸への警戒感から利益確定に押されたが、それでも前日比65円01銭高の1万9467円40銭と3日続伸。東証1部の出来高は19億4716万株、売買代金は2兆4304億円。騰落銘柄数は値上がり1003銘柄、値下がり857銘柄、変わらず141銘柄。市場は、外国人買いが結構入っているようだが、週末で利益確定売りも出やすくぶつかり合っている。決算はコンセンサスに届かないものがあっても悪い内容は出難く業績は改善見通しにある。米利上げ観測を背景に円安基調も手伝い、全体では堅調に推移していくのではないかと言う。


27日の東京外国為替市場のドル円相場は、日銀の国債買い入れ増額を受けて買いが優勢となり、1ドル=115円台前半に上昇した。午後5時現在は115円21~22銭と前日比1円45銭の大幅ドル高・円安だった。ドル円の始まりは114円50~60銭台でもみ合った後、午前9時にかけて114円30銭台へ弱含んだ。午前10時すぎに日銀が5~10年国債買い入れを増額すると日米金利差拡大を意識したドル買いが活発化。ドル円は115円台に乗せた。その後は取引材料に乏しく114円90銭台を軸に推移。終盤は欧州勢が上値を試す展開となり、115円20銭台へ一段高となった。今夜発表の10~12月期の米GDPについては、2%台を下回らなければネガティブではないそうだ。ただ、強い結果でも115円50銭台を抜けるとしても一瞬だろう。来週の米ISM造業景況指数、米雇用統計が全て強ければ景気情勢に市場の目が向くのでは、・・と言う。


今日の個別は上昇したのが三菱UFJ、三菱重工、IHI、パナソニックだが、三菱UFJが1%台のほかはいずれも1%未満の小幅に終わった。下落はコマツが1%台、トヨタとホンダは1%未満の小幅だった。トランプおじさんが全開なのでこの先どうなるかまだまだ見通せない。国家経営と企業経営は本質的に違うと思うのだが、トランプおじさんは企業経営理論で押し切る気だろうか。


日本ブログ村へ(↓)