24日の日経平均株価は、米株安とドル安円高で下げ足を早め、午後に下げ渋るも抑えきれずに前日比103円04銭安の1万8787円99銭と続落して取引を終了。終値ベースで1万8700円台となるのは、16年12月8日(1万8765円47銭)以来、約1カ月半ぶり。東証1部の出来高は18億6688万株、売買代金は2兆2757億円。騰落銘柄数は値上がり802銘柄、値下がり1084銘柄、変わらず116銘柄だった。市場は、トランプ大統領の経済政策に期待感があるもののNAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉次第では自動車産業に大きな影響を受ける可能性もあり、警戒ムードが続きそうだと言う。


24日の東京外国為替市場のドル円相場は、米新政権の保護主義的な動きを警戒した売りが続き、1ドル=113円台前半に下落した。午後5時現在は113円36~36銭と前日比11銭のドル安・円高だった。ドル円は東京時間の始まり、ムニューチン次期米財務長官のドル高をけん制するような発言を受けた海外市場の流れを受け、112円50銭台に下落した。仲値通過後にはプラス圏に転じた日経平均株価や実需のドル買いを支援材料に113円10銭台まで回復。昼すぎにはドル売りが強まったが、直近の下値となる112円半ばではサポートされ下げ止まった。午後は112円台後半でもみ合った後、終盤に113円台前半へ上昇した。今日のドル円は112円台半ばで下げ止まった格好だが、底打ちとは言い切れないそうだ。また、トランプ米大統領が前日の企業幹部らとの会合で保護主義を強めるような姿勢を示すなどしていることから、景気対策などに注目が移るまではトランプ氏や政権関係者の発言を受け反射的にドルが下落する状況が目先は続きそうだと言う。


今日の個別で上げたのはIHIだけだが、2%近くも上げているのはどうしたことだろう。下げの方だが、三菱UFJは2%台、トヨタ、ホンダ、三菱重工、コマツは1%台、パナソニックが1%未満と軒並み下げた。この間までのトランプ期待は何だったのか。トランプおじさんのことでああだこうだ言ってもやると言うんだから始まらない。しっかり見据えて対抗策を考える以外にはないだろう。なんだかめちゃくちゃなようにも思えるんだけど何とかなるのかねえ。超大国のご意向をひけらかすのかな。


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