防衛省は20日、航空自衛隊の戦闘機が今年度(昨年4~12月)、領空侵犯の恐れがある軍用機などに対し、緊急発進(スクランブル)した回数が883回に達したと発表した。
第3四半期までで前年度分(873回)を上回り、四半期ごとの統計が残る2003年度以降、最多のペースという。空自機に挑発的な行為に及ぶケースも出ており、同省で警戒を強めている。
同省によると、中国機に対する緊急発進が約7割の644回で、前年度同期から271回増えた。次に多いのはロシア機で、前年度同期比48回増の231回。
中国機は、東シナ海から沖縄・宮古海峡を抜けて太平洋への長距離飛行が目立った。また、空自機の警告を無視して正面から向き合うような形になったため、空自機が危険を回避しようと、相手のミサイルを誘導する火炎弾を発射するケースもあった。
技量もないのに危ない真似ばかりする中国には困ったものだ。事故を起こさなければいいが、・・。それにしても今の空自の体制はソ連が崩壊して冷戦が終了し、緊張が緩和した当時のもので今は新たな脅威が現れているんだから戦闘機隊を増やさないといけない。当面2個飛行隊40機程度か。それから火炎弾なんて書いてあるが、あれはフレアと言って強い熱源を放出して赤外線誘導ミサイルから自機を防護する防護手段で弾ではないので誤解のないように、・・。
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