稲田防衛相は13日、米領グアムのアンダーセン空軍基地で最新鋭ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」を視察した。
防衛省はミサイル防衛態勢強化に向けた検討を今後本格化させる方針だ。
稲田氏は13日、グアムで記者団に「現段階でTHAAD導入の具体的な計画はない」と語る一方、「導入は、新たな脅威の段階に入っている北朝鮮への対応として、能力強化策の一つになりうる」と強調した。
日本のミサイル防衛は、イージス艦搭載の迎撃ミサイル「SM3」が大気圏外、地対空誘導弾「PAC3」が高度十数キロで撃ち落とす二段構えだ。
THAADは大気圏外や大気圏突入直後の上層部で迎撃し、SM3とPAC3の隙間をカバーする。導入すれば三段構えの態勢となり、防衛省幹部は「迎撃可能性が高まる」と指摘する。
中国が韓国へのTHAADについてあれだけ嫌がっていると言うのは配備されたら痛いところがあるのだろう。敵が嫌がることをするのが効果的な外交防衛なのでぜひ配備すべきだろう。金はかかるだろうけどやむを得ないな。
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